時短家事をするなら、工数は少ない方がいいです。
工数とは、作業量を表す概念、数量のこと。
例えば、引き出しの中の箸を取るとしたら、①引き出しを開ける ②箸を取る の2つの工数になります。
この工数が少なければ少ないほど、作業が楽で、時短ができていることになります。
単純な収納が時短につながる
書籍「「シンプル+スッキリ=ラクチン」のもの選び」の中でも、工数が少なければ片づけやすく取り出しやすい収納になると書かれています。
私も収納を考える時、どれだけ動かずにその場で作業できるかを重視してきました。
特に一番忙しい料理の時。
よく使うフライ返しや菜箸などのキッチンツールは、基本出しっぱなしにしています。
これは料理の最中、すぐ手に取って使いたいから。
それだけで、バタバタしがちな朝のお弁当作りもスムーズに進みます。
キッチンツールに次いで、よく使うボウルはシンクのすぐ下に収納。
2工数で取り出せます。
輪ゴムや爪楊枝などの小物も、キッチンの引き出しに入れることですぐに使えます。
そういう1つ1つの収納がシンプルな程、無駄な動きが減って家事を時短できます。
食器の収納場所を変えたワケ
我が家のダイニングスペースにある無印の収納家具。
最初に買った理由は、実は食器を収納するためでした。
そして買った当初は、全ての食器をここに収納していたんです。
しかしいくら狭い部屋でも、調理台から食器棚の距離があり過ぎました。
料理ができるたびにお皿を食器棚まで取りに行って、片づける時も食器を拭いてから、いちいちここまで持ってこなくてはならなくて大変でした。
レンジがここにしか設置できないので、レンジを乗せている食器棚は移動できません。
その無駄な動きが嫌になって、食器は全てシンク下に収納することにしました。
そして前よりも少ない工数で作業できるようになり、本当に楽になりました。
収納を見直すことで工数を減らし、時短家事ができるんだなと実感したのもこの時でした。
工数を考えながら収納を決める
工数を意識して収納するようになり、格段と家事がやりやすくなりました。
意識するのとしないのでは、全然違います。
収納はよりシンプルにして、物の場所を1つずつ決めた方が出しやすく、片づけやすくなりますよ。
家事の時短は、これからも私のテーマの1つです。
ズボラだからこそ、楽にできる家事を見つけていきたいですね。
まだまだ行き届いていない部分もあるので、これからも改善していけたらと思います。