遺品は段ボール箱一つだけというのが理想です。

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先日読んだ本「もたない男」の中で、マザーテレサの遺品がとても少なかったということを知りました。

持ち主がいなくなっても、後に残されるモノ。

どんなに持ち主が大切にしていたモノでも、他の人にとっては価値がないモノかもしれません。

あるいは、そのモノを片づけるのが負担になってしまうこともあります。

だからこそ、私は自分の持ちモノには最後まで責任を持ちたい。

できれば、段ボール箱一つ分しかなかった・・・というのが理想なのです。

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大量の遺品整理は大変

私の父親が亡くなった時に、残された遺品は古い家2軒と大量のモノとゴミでした。

正確には母がいたので、全てが遺品というわけではないのですが、それはもう途方もない量のモノの数々。

当時、私がまだ30代、母は50代だったので何とか処分することができましたが、もっと年を取っていたら、とてつもなく大変だったと思います。

私は、とにかく早く片づけねばという一心だったので、躊躇なくモノを処分していきましたが、母は父の服や靴、身の回りのモノを処分するのがかなり辛かったそうです。

父の生きた証しを捨ててしまうような気持ちになったからです。

でも、その生きた証しが大量にあり過ぎて、残された家族に重く圧し掛かってきました。

生きている間に、この半分でも片づけておいて欲しかったと何度も思いましたよ。

この経験から、私が死んだ後負担になるようなモノは残さないようにしたいと強く決意しました。

老いの支度は日頃から

「老後になったから、さて片づけを始めよう」と思っても、身体が若い頃のように思うように動かなくなっているかもしれません。

そうなると、片づけることも捨てに行くことも億劫になり、結局先延ばしにして家が片付かなくなります。

そうならないために、今からいらないモノ、使っていないモノは、定期的に処分して溜めない暮らしをしていく必要があります。

少しずつ処分してれば、一気に捨てる負担はなくなりますからね。

年金生活になる頃には、必要最低限のモノで暮らす生活ができたらなと思います。

車は一台でいいし、家電も一番小さいサイズで十分。

賃貸アパートで、亡くなったら契約解除するだけで済む家。

そしてモノはあっという間に片付く量。

全て私の理想ですが、老後はこんな身軽でこじんまりした暮らしが送りたいですね。

そのためには、今から身軽に小さく暮らす練習をしておきたい。

マザーテレサみたいにはなれないけど、少ないモノでも満足できる心と身体も身につけたいです。

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