「貯められる人は、超シンプル」の中で、「少し前までは、豊かさが『モノ』中心になっていたように思います」ということが書かれていました。
景気が良かった時代、マイホーム購入は当たり前、車やブランド品を何点も買ったり、子どもにもたくさんモノを買い与える。
それが幸福であり、豊かさであると思われていた時代。
今は、そんな時代から徐々に変化しつつあります。
シンプルに豊かに暮らす
ここ数年、断捨離やモノを持たない暮らしがクローズアップされるようになり、ミニマリストというライフスタイルも注目を浴びるようになりました。
その根底にあるのは、物質的な豊かさより精神的な豊かさを大切にするということ。
モノに費やしていたお金や時間、空間を減らして、本当に自分がしたいことをする生き方が重視されてきているんですよね。
身軽に生きたければ、一生賃貸でもいいし、車を所有せずにカーシェアリングを利用する選択肢もあり。
モノを所有することが当たり前でなくなり、自分の満足する生き方ができればいいと考える人が増えてきたのです。
私もシンプルに暮らすようになって、あれもこれも欲しいと思うことが少なくなりました。
それよりも、家族の思い出作りを大切にしたり、自己投資にお金を使うことが増えましたね。
精神的に満たされると、平凡な毎日を送っていても感謝の気持ちを持って暮らすことができるようになります。
特別なことがなくても、満足できるって昔の私からしたら考えられません。
旅行とかショッピングが大好きでしたから(笑)
でも不思議なことに、モノを減らして暮らしが整うと気持ちも整ってくるんですよね。
豊かに暮らすことに、モノは関係ないなと思います。
少ないモノでも、どこに住んでいても豊かに楽しく暮らすことはできます。
シンプルな暮らしをするようになって、そのことに気付くことができました。
身軽にシンプルに、心が満たされた暮らしを送ること。
これが今後も私が重視したい暮らしだなと思います。