モノをたくさん持っていた時は、物欲も今よりかなり強かったし、周りの影響を受けることもとても多かったです。
ブームのモノや憧れのブロガーさんが持っているモノなどは、何でも欲しくなっていたんですよね。
1つ手に入れれば、次が欲しくなるという物欲スパイラルに陥っていました。
モノを減らせば自分の好きがわかる
今は断捨離でモノを減らして、必要なモノと好きなモノだけの暮らしをしています。
そんな暮らしを始めてからわかったのは、手当たり次第にモノを欲しがっていた頃は自分の好みもわからなくなっていたということ。
みんなが持っているから欲しい。
憧れのあの人が持っているから欲しい。
あったら便利そうだから買っておこう。
そんな安易な基準で、モノを買うことがほとんどでした。
モノを買うハードルが低いと、どんどんモノが増えていきます。
本当に欲しくて買ったのではないモノたちは買った瞬間に彩りをなくして、結局全然使わなかったり、最悪買ったことさえ忘れてしまっていたり。
今考えると、もったいないことをたくさんしていたなあと思います。
そしていらないモノたちが増えると、自分が本当に好きなモノややりたいコトがその中に埋もれていってしまうんですよね。
好きなモノややりたいことが何なのか、当時の私は本来の自分を完全に見失っていました。
いらないモノを処分する過程で、モノや自分とかなり向き合うことになります。
不要なモノを取り除いていくことで、本当に好きなモノややりたいと思うコトを見つけることができました。
大切なモノをいらないモノの中に埋もれさせないためにも、不要なモノは溜めないことが大切だと思います。