毎朝豆を引いてドリップしたコーヒーを飲んだり、革小物や木製のモノをオイルでメンテナンスしたり、一つ一つのことを丁寧に行う暮らしに憧れていた時期がありました。
じっくり家事と向き合いながら、毎日穏やかに丁寧に過ごすことは、大事に自分の人生を生きているような気がしていたんですよね。
それに、丁寧に暮らしている方々がとても素敵に見えて、私もそんな風になりたいと思っていたからかもしれません。
丁寧な暮らしより時短な暮らしへ
以前は内田 彩仍さんの暮らしぶりが大好きで、本を読んでは少しでも同じ生活スタイルに近づけないだろうかと思っていたこともありました。
インテリアも本当に憧れだったんですよね。
しかし子どもが生まれてから子ども中心の生活になり、ちっとも自分のペースで生活ができなくなりました。
全く待ってくれない相手に急かされながら生活するうち、いかに早く家事を済ませるかばかり考えるようになっていったんですよね。
元々せっかちでズボラな私は、時間をかけて家事をやるよりは早く終わらせてしまう方が向いているのかもと自覚しました。
丁寧に淹れたコーヒーは絶対美味しいとわかっていても、いつも簡単なインスタントになってしまうと残念に思っていた時期もありました。
でも今は「美味しいコーヒーは外でたまに楽しめばいい!」に変わりました。
そんな生活のほうが私には合ってるみたいなんですよね。
なるべく早くいろんな家事を済ませて、自分の好きなことをやる時間を作りたいんです。
来年には子どもがもう一人増えるし、いずれ仕事もしたいので家事が少しでも時短できるように考えていきたいです。
丁寧な暮らしと時短な暮らしの両立
最近読んでいる持たないていねいな暮らしの著者のマキさんは、丁寧に暮らしながらも効率よい暮らしをされていてとても参考になりました。
丁寧な暮らしと時短な暮らしを両立するには、やはりモノを持ち過ぎずにスッキリした家で暮らすことが大事なんだなとわかりました。
スッキリした家と、工夫次第でいくらでも手際よく家事ができるようになるんですね。
そして余った時間で、自分が好きなことを丁寧に行う。
そんなメリハリがある暮らしは、本当に理想的ですね。
私はまずその一歩として、いかに家事を時短できるかに取り組んでいきたいなと思います!