実家の処分を決めてから、大量の物を捨てる日々が始まりました。
いつかはやらなければならないと思っていた実家の整理をする時期が、思っていたより早くやってきたのです。
家の処分は思っていたよりお金がかかった
物の処分を進めながら、同時に実家の解体についても検討しました。
親戚の知り合いに家の解体をやってる方がいて、何度か交渉してもらいました。
そのお蔭で、270万円で全て処理してくれるということになりました。
これは2軒分なのでかなりサービスしてもらったみたいで、他に頼むともっと金額が高くなるそうです。
本当にありがたかったです。
家の解体が決まり、ようやく荷が降りました。
やはり子供時代を過ごした家とのお別れはとても辛いです。
でもできるなら、こうならないように両親には家の管理も物の管理ももっとしっかりしてもらいたかった。
形あるものはいつか手放さなければなりません。
自分ができなければ残された家族にやってもらうことになり、かなり負担になるということを身を持って思い知りました。
それは金銭面でも大きいです。
トータル300万円近いお金が実家の処分のために使われました。
今回は父の生命保険で払うことができましたが、なければ私たちの貯金から支払わなければなりません。
300万円あったら、絶対に教育費に回したい。
処分する物に、そんなに使わなければならないなんてもったいなさすぎます。
今空き家問題が増えていますが建物を壊すのに数百万もお金がかかるなら、壊したくても壊せないのもわかります。
今は家を受け継ぐ時代ではなくなっています。
私の子どもたちも大人になったら、どこで生活するようになるか全くわかりません。
もし家を買うことになったら、よくよく後のことまで考えて所有しなければならないと思いました。
まだまだ続く家問題
およそ3年前に、こうして実家にあった大量の物と建物を処分して更地に戻し、土地を所有者にお返ししました。
しかし、家の問題はまだ続いています。
実は母の実家も借地に家を建てていて、その家は現在人に貸しています。
しかも、他県で遠方。
土地代は母が払い、家賃をもらっています。
この家もどうするか、今後考えていかなければならないのです。
後回しにするのが得意な両親のとばっちりを受け続けています。
後回しにしていても、いつかけじめをつけなければいけない時がきます。
自分の子どもに負担が行かないよう、これからの対応を検討していきたいと思います。