我が家は転勤族なのですが、上の子が小学生になったのを機に家を購入することを決めました。
子どもが食物アレルギーがあり、今の小学校ではアレルギー対応の給食を出してくれることと子ども自身の性格を考えて、今後転勤があったとしても単身赴任にした方がいいと思ったからです。
それで家の購入を検討し始めたのですが、夫の年齢はすでに40代半ば。
35年ローンを組んだとすると軽く70歳を超えます。
これから子どもたちの学費も増えることと自分たちの老後の資金を貯めなければならないことを考えると、現役時代に払いきれる金額で家を探した方がいいという結論になりました。
その予算で家を建てられるのかわからなかったので、何店舗かモデルハウスに見学に行ったのですがやはり35年ローンを勧められることが多かったです。
今は住宅ローン減税でお金が返ってくるので、そのお金を貯めておいて減税期間が終わったらまとめて繰り上げ返済するようにも勧められました。
でも住宅ローン減税分を利用して繰り上げ返済しても、まだまだ返しきれないんですよね。
定年したのに多額のローンの支払いが残っていたら、完全に積みそう・・・。
なのでなるべく当初の予算通りで建てられる家を探しました。
私たちの希望では20年ローンを組む予定だったのですが、やはり少しオーバーして22年ローンになってしまいました。
しかし去年繰り上げ返済して1年程期間短縮できたので、あとはこのまま払い続けていくつもりです。
40代で住宅ローンを組む場合、定年前に支払いを終えるように組もうとすると本当に予算が限られます。
でも今後お金が必要になる場面が想定できたので、予算を決めてモデルハウスに行ってよかったと思ってます。
ハウスメーカーの営業の方も仕事なので、より高い家を勧めてくるし、そっちの家の方がとても魅力的に見えちゃうんですよね。
だけど現実問題、家を建てた後の生活もあるし、修繕費・固定資産税などそれまでなかった支払いも増えます。
なのでしっかり予算決めをしてから、家探しをするのがとても大事だと思います。