NHKでやっているドキュメント番組「72時間」。
いろんな方の生き方がリアルに見られて学ぶことも多いので、欠かさず見ています。
この前の放送内容は、「海が見える老人ホーム」。
450人を超えるたくさんの高齢者の方が、この老人ホームで暮らしていました。
その暮らしに、理想の老後が見えたんですよね。
いきいき暮らす
この老人ホームは、どちらかというと高齢者向けのマンションのような感じで、世帯ごとに住まいが分かれていました。
食堂があって、栄養が考えられた食事が提供されており、そこで知り合った方々が楽しそうに談笑している姿が印象的です。
お互い伴侶に先立たれて、この老人ホームで新たな出会いを支えにしている方もおられました。
ここに入所して長い方も多く、インタビューを受けていた方の年齢を見ても90代が多くてびっくり。
やはり長生きする時代になってきているんだなとよくわかりました。
でも皆さん元気で、いきいきと暮らしておられるんですよね。
揃ってウォーキングに行ったり。
楽しい老後を送られていて、すごく理想の老後だなと思いました。
どんな状況でも安心
インタビューを受けられたの中で、お姉さんが同じ老人ホーム内の診療設備の整ったエリアに入院している方がおられました。
毎晩寝る前は、世間話をしにお姉さんの元を訪問するそう。
元気なうちもそうですが、体調が思わしくなくなっても同じ施設内で暮らせるのは、助かるし安心できます。
私の祖母は、元々老人ホームに入っていましたが、痴呆がひどくなって施設の基準を満たさなくなったとき退所しなくてはならなかったことがありました。
祖母の痴呆の状態でも入れる特別養護老人ホームは、満員ですぐに入ることができず数年間自宅介護することになったんですよね。
高齢になれば、急に体調が変わることもあり得ます。
そんなニーズにも対応してもらえると、本当に安心して毎日生活できます。
そして亡くなった場合は、共同墓地へ。
皆さんでお墓参りをしている姿が印象的でした。
まとめ
今は老後の生活に関しても、お金に関しても不透明で、正直あまり長生きしたくないなと思っていました。
でも今回72時間を見て、こんな暮らしができるなら老後も絶対楽しいという希望がもてたんですよね。
私たちが老後を迎えるころには、誰もがこんな老後を送れるような環境になっていたらいいなと切に願います。