私の住んでいる場所は、一人一台車を持っている家庭が多い地域です。
バスもそれなりに走っているのですが、生活するにも仕事に行くにも車がないと不便です。
とはいえ、高齢になって自分の運転に自信がなくなったら、免許返納を考えなくてはいけないですよね。
車がない生活は今はなかなか想像がつかなかったのですが、数年前に免許を返納したお義父さんにお話を聞いていてイメージがわいてきました。
免許返納と老後の生活
お義父さんが免許返納を考えたきっかけは、やはり自分の運転に不安を覚えたからだそうです。
手前の信号ではなく先の信号を見てしまっていたり、右折のタイミングがよくつかめなくなっていたそう。
事故を起こす前に運転をやめた方がいいと思い、返すことにしたとのことでした。
免許返納後は、やはりなかなか慣れずに不便に思うこともあったそうですが、幸い近くにバス停があったので良かったと言っていました。
車を運転しなくなってからは、もっぱらバスを利用して移動しているそうです。
慣れるとそれほど不便を感じなくなったとのこと。
しかしながらお義父さんの兄弟で免許返納を考えながらも、実行できていない方もいるそうです。
それは、やはり車がないと生活が成り立たない場所に住んでいるかららしいです。
せめてバスが近くを走っていればいいのですがそれもないため、今は免許返納できないとのことでした。
これらのことから、老後の住まいの近くにはバス停が必須だなと感じました。
家を買うあるいは賃貸でも、老後車を手放すことを考えてなるべく近くにバス停があることを考えて選ばなければいけないなと思いました。
とはいえ、バスが多く走っている場所はいいのですが、私が生まれ育った地域でもバスがかなり少なかったので、そのような地域ではやはり車を手放すこと自体難しいですね。
高齢になっても安心して乗れる自動運転の車などが、どんどん普及してくれたらいいなあと思います。