あの人は美人で羨ましい。
お金持ちでいいな・・。
友達がたくさんいて楽しそう。
自分が持っていないものを持っている人がいると、羨ましかったり、時に嫉妬してしまったりすることがありますよね。
特に自分がとっても望むものなら直のこと。
でも実際それらを持っている人は、その幸せにあまり気付いていないことが多いのです。
当たり前の幸せは気付きにくい
容姿に恵まれて周りから愛されてきた人はそれが普通です。
お金に不自由なく暮らしてきた人はそれが当たり前。
友達が周りにいつもいる人は、それが日常の生活です。
食べること、歩くこと、寝れること、などなど当たり前になっているとどれも普通のことになってしまい、そのことに感謝することが少なくなってしまいます。
私も東日本大震災を経験するまで、普通に生活できることの有難さにあまり気づいていませんでした。
「普通」を無くした時にその大切さを本当に実感したのです。
羨ましいは幸せのポイントになる
「普通」に持っている人にとっては当たり前のことでも、持っていない人にはとても羨ましいことであり、妬んだり悩んだりすることもあります。
でも何かを羨ましいと思うとき、それは自分がその大切さに気付いている証拠。
その「大切さに気付ける心」を持っているということは、幸せを感じるポイントが他の人より多いのです。
私は人間関係が苦手なので、友達が多い人や誰とでもすぐに親しくなれる人がとても羨ましかったです。
でも仲良くなるのが下手な分、話せる人ができたとき、とても幸せに感じます。
なので、自分の中で羨ましい気持ちや嫉妬の気持ちなどが起こるときは、その気持ちから一歩下がって幸せのサインだと思うようになりました。
日常の生活の中で、プラスの気持ち・マイナスな気持ち、いろんな感情に振り回されたりすることもありますが、自分の捉え方次第で自分のプラスにしていくこともできるのだと私は思います。