家を買うことに決めた後、建売住宅を中心に探していましたが希望の地域に思うような物件がなかなか見つからないため、注文住宅も視野にいれて土地探しを始めました。
探し始めてしばらく経った頃、値段も場所もよさそうな土地を見つけたんですよ。
そこで不動産屋に話を聞きに行きつつ、ハウスメーカーでどのような家が建てられるか予算と間取りを作ってもらうことにしました。
準防火地域
右も左もわからない初めての家作りなので、書籍「はじめて家を建てました!―いちばん最初に読む家づくりの入門書」を参考にしながら土地探しをはじめました。
私が土地探しで重視していたのが、価格と土地の大きさ、日当たりの良さなど。
さらに本を読んで知ったのが、土地には敷地面積にどれぐらいの面積までの家を建てられるかを定めている建ぺい率と土地に対してどれだけの延べ床面積の家を建てられるかを定めた容積率があることです。
その割合によって、土地が大きくても建てられる家の大きさや高さが決まってくるんですよね。
希望通りの家を建てるには、そのことも頭に入れながら土地を探さなければならないことがわかりました。
そんな中見つけた気になる土地。
小さめの土地ではあったんですが、建ぺい率も容積率も十分で何より値段が安かったので第一候補にしていました。
しかしハウスメーカーで予算を出してもらったところ、準防火地域に指定されているので燃えない不燃材で家を建てなければならず普通に建てるよりかなり高くなるということでした。
準防火地域については、この時まで知らなかったのですが、家の間隔が近い地域や重要な道路が近くにある場所で火事が起きた時に燃え広がらないように防火に優れた家を建てなければならない地域なんだそうです。
防火のために、屋根や外壁、窓やドアなども指定された物の中から選ばなければならず、それが一般の物より値段がかかるんですよね。
大体予算的に100万円以上は上乗せになると言われました。
さらに気になったのが、窓です。
ほとんどの窓に網目の入ったガラスかシャッターを付けなければならないのが、私にはすごく気になってしまいました。
今回予算を工面して家を建てたとしても、何年後かの屋根や外壁のメンテナンスの時にもそれなりに費用がかかりそうですよね。
いろいろ考えた末、この土地で家を建てるのは諦めることにしました。
おわりに
今回土地探しをするまで、土地にいろんな規定や制限があるのを知りませんでした。
探すときにはその点もよく見てから、判断しなければなりませんね。
それに家を建てるには、それなりに知識を増やすことも必要だなと身に染みて実感。
わかりやすい本やインスタの家作りアカウントなどを参考にさせてもらっています。
私が読んだ本の中で、この本が一番わかりやすかったです。