だいぶ前のクローズアップ現代+で、老後のお金に対する不安の落とし穴と備え方についてやっていました。
老後の生活で一番不安なのは、お金のことだと思います。
年金が本当にもらえるのか、貯金で生活を賄えるのか・・・。
私もたまに老後のお金が足りるのか不安になってしまうんですよね。
でもその不安につけこんだトラブルが多発しているらしいんです。
老後不安の落とし穴
番組のインタビューに答えていた方は、子どもの教育費や生活費などで毎月の貯金が満足にできておらず不安を抱えていました。
そんな時ある業者の方から不動産投資を勧められて、その利益で老後資金を賄おうとローンを組んで投資を始めました。
しかし最初に説明を受けたような利益を出すことができず、業者にも連絡がつかず多額の借金を抱えることになってしまったそうです。
今は年齢性別に関わらず、将来の不安から投資に手を出す人が増えていて、それゆえのトラブルも多発しているらしいです。
不安が強いほど、投資のリスクが見えにくくなるそう。
投資は簡単にお金が増えるものではなく、リスクを取った上で成り立っていることを忘れてはいけないということを言っていました。
不安に対する備え
それでは老後の不安を解消するためにどうすればよいのか、その方法を専門家の方々紹介していました。
まず漠然とした不安を抱えないために、定年退職までに貯められる老後資金を計算することが大事だそうです。
①毎月貯められる金額 ②退職金 ③現在の貯金
全てを合計してみて、いくらで老後生活を始められそうか金額を把握してみる。
足りなさそうなら今できることを考えてやることだそうです。
例えば日々の支出をレシートで見直してみる。
本当に必要で買ったモノには〇、なくても良かったモノには×をつけて見直し、余計な支出を減らすことで無駄を削減できます。
さらに固定費の見直しをして、無駄な部分を減らすことも必要だそう。
数百円、数千円も積もり積もれば大きな金額になります。
日々の積み重ねが大事なんですよね。
これらのことは、1人1人違うので自分の数字を出してみることが重要だそうです。
そして今の支出を書き出してみることで、老後不要な支出も見えてきます。
例えば老後だと教育費や会社のお付き合いが不要という場合もあるので、その分の支出を減らせます。
老後にどれだけコストダウンして生活できるのかも計算しておくと良いそうです。
まとめ
老後にリスクを取った投資が難しい場合は、その時持っている貯金を計画的に取り崩しながら資産寿命を延ばすやり方が一番良いそうです。
現役時代にできるだけ無駄な支出を減らして老後資金を増やし、老後は計画的に貯金を使って低コストで生活するのが秘訣のようですね。