以前NHKの番組で、老後の節約生活についてやっていて、それがとても印象深く残っています。
いずれ訪れる老後に備えて今やるべきことを考えさせられました。
実際の引退後の節約生活
ある年金暮らしのご夫婦は、奥さんは夕方値引きされる時間にスーパーに行き、半額になったお惣菜やお弁当を買いだめしていました。
それを冷凍保存して、少しずつ食べるそうです。
自炊もしているようですが、買った方が安い場合もあるので、そういったお惣菜やお弁当と併用しているとのことでした。
また別のご夫婦の方は、海外へ住んでいたり、自営業だったりして年金を納めた期間が短かったこともあり、もらえる金額が少なくなってしまったそうです。
一番減らしやすいのが光熱費ということで、毎月の光熱費を壁に貼った紙に記録して、無駄に使わないように徹底されていました。
料理中の台所でも電気代がもったいないので点けずに、リビングからの明かりだけで料理をしていました。
身の丈に合った暮らしを
それぞれ自分にあった方法で節約して、生活費をやりくりしている姿がとても印象的でした。
私が年金をもらう頃は、今よりももっともらえる金額が少なくなっているはずです。
さらに支給開始年齢ももっと上がっていそう。
そうなると、今こうしてコツコツ節約生活を実際に送っている方々よりも、もっと厳しい生活が待っているかもしれません。
老後貧困は他人事ではありません。
しっかり貯蓄できなければ、さらに大変な老後を過ごさなければならなくなるというのをこの番組から垣間見ました。
収入が中々増えない現在、家計管理をしっかりして毎月少しでも貯蓄を増やすこと。
暮らしを大きくしすぎない、生活レベルを上げすぎない。
余裕があれば、投資をしてお金を増やす。
身の丈にあった暮らしをしながら、しっかりお金と向き合って生活していかなければならないと思いました。