私の母はモノを捨てるのが苦手で、実家はほとんどの部屋が物置きになっていました。
実家に帰るたびに増え続けるモノを見て、何度も捨てるように言ったり、私が片づけてもあっという間モノが溢れてしまい、まったく意味がなかったです。
その実家の処分を経て、母はモノが捨てられる人に変わりました。
モノを捨てられるようになったのは狭い部屋のおかげ
本当に以前の母とは比べものにならないくらい、捨てる決断が早くなりました。
それは実家を片づけた時の大変さを味わったからでもありますが、一番は今住んでいる場所が狭いからです。
現在母は、1Kの賃貸アパートに暮らしています。
収納は、押し入れが一箇所あるだけ。
なのでいらないモノはどんどん捨てないと、部屋に入りきらなくなってしまうのです。
最近も掛け布団を買い替えたのですが、今まで使っていたいらない布団をすぐに捨てに行ってました。
不要なモノが部屋にあると気になるらしい。
以前なら後で捨てようと別の部屋に置いておいて、結局捨てずじまいになっていたことが多かったです。
でも狭い部屋に住むようになって、いらないモノはすぐ手離すことが習慣になったようで本当によかった。
服も全く捨てられなかったのですが、去年全く着なかったコートを2着捨てたとも言っていました。
狭い住まいは収納が少ない分、モノを一定以上増やさないようにする抑止力があるんですね。
我が家もそれは実感しています。
部屋に合わせて持ち物を調整し、いらないモノは手離していく。
モノを持ちすぎない暮らしをするには、やはり小さな住まいはちょうどいいなと思います。
今後も母には、いらないモノを溜めこまずに暮らして欲しいと願ってます!