11年前の今日のことは、今でも鮮明に思い出せるくらい記憶に強く残っています。
当時はまだ子どもがいなく、私はその日仕事が休みだったので自宅で地震に遭遇しました。
震度5でしたが今までに経験したことのない揺れで、とても動揺しました。
この日夫は、まさかのタイミングで宮城県に出張に行っていました。
地震が起きてからすぐに連絡しましたが、全く連絡が取れずかなり心配しました。
夫が言うには、ちょうど帰宅しようと高速道路を走っている時に震度7の地震に遭遇したそう。
そこから数時間かけて、真夜中に何とか帰宅したので本当にホッとしました。
そこから数日~数か月は停電と物資不足にかなり悩まされました。
特に食品や日用品、ガソリンが思うように手に入らない状況は、私の住んでいる地域でさえ一カ月以上続いたので日頃からの備えは十分にしておかなければならないと思いました。
非常時にかなり使う電池も本当に手に入らないし、電気なしで使える反射式ストーブも品切れ。
オムツや生理用品なども、入荷された店に殺到する事態でした。
とはいえ避難しなければならない地域だった方々は、もっとずっと大変だったと思います。
私も親戚が宮城や福島にいるので、落ち着いてから話を聞きましたが命がけの場面もあったり、知り合いの息子さんが亡くなったりしてショックを受けました。
非常時は何の前触れもなく訪れることが多いので、本当に日頃からの備えをしっかりしておくべきと思います。
あとは家の中の安全性も重要。
倒れる家具や揺れてぶつかったら割れる照明などはかなり危険です。
以前はペンダントライトに憧れていましたが、あの地震に遭遇してからガラス製のペンダントライトは怖くて付けられませんでした。
いざという時家族の命を守るためにも、安全性と備えをしっかりしていきたいなと思います。