祖母の葬式代から考えた小さな暮らしの終活。

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ちょうど2年前の今頃、祖母が亡くなりました。

祖母が亡くなったのは、思っていたより急なことだったのです。

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亡くなった後のことを決めてなかった

父が亡くなって実家を処分した後、母と祖母は2DKの賃貸アパートで暮らしていました。

しかし祖母は元々足が悪く痴呆の症状が出てきたことから、日中母が仕事をしている間、1人にしておくことができず施設に入居しました。

体調を崩して入院することもありましたが、症状が落ち着いて退院。

何度か繰り返した後、突然夜間に呼び出しがあり病院で亡くなりました。

思っていたよりも急なことだったので、お葬式の手配などあまり考えていなかった母と私は

慌てました。

病院から、お迎えの手配についてすぐに決めてほしいと言われたのです。

自宅があれば安置場所も困らないのですが、まさかアパートに祖母を連れて帰るわけにはいきません。

とにかく安置場所を考えたときに、それも含めてお葬式もトータルでやってくれる近くの葬儀業者に頼むことにしました。

驚きの葬式費用

安置所が一か所だけ空いているということで、お迎えにきてもらいました。

そしてもろもろの葬儀の手続きをしました。

しかし、その予算にびっくり!

安置所代、通夜、葬式、お花代や祭壇代その他全て合わせて、150万円と言われたのです。

でももう頼んでしまった以上キャンセルするわけにはいかないので、極力必要ない物は省いたり、無くしたりしながらできるだけ安くなるようにしました。

それでもやはり全部で120万円ほど。

大きな大きな出費でした。

祖母にはお世話になったし、お葬式もいいものになりましたが、こんなにお金がかかるお葬式って本当に必要かな・・・と私の中に疑問が残りました。

もし私が死んだときは、火葬してお墓に入れてくれるだけでいい。

本当に最低限でいいんです。

これからも生きていく人に多額のお金を使わせたくない。

最近は、徐々に低価格でシンプルな「小さなお葬式」を取り扱う業者も増えてきています。

小さい暮らしをしているからこそ、最期も小さく終わりたい。

いざというとき焦らないために、色々と検討しておく必要があると思いました。

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