私の両親は物が全く捨てられないタイプでした。
捨てること自体が億劫らしく、全て後回しにした結果、家2軒分の物がゴミとして蓄積されてしまったのです。
捨てられない体質から捨て体質へ
実家の片づけをしたときに、母は本当に決断できない人でイライラさせられました。
私の物と明らかにゴミは、私がさっさと捨てましたが、母の物は母が分別するしかありません。
1つずつ捨てるか捨てないか聞きながらの作業。
中々時間がかかりました。
そしてゴミを自己搬入する作業は母にもやってもらいました。
このときゴミ処理施設まで数十回往復することで、使わない物を溜めこむと処分するときにかなり苦労すると思い知ったそうです。
その後、驚くことに母は変わりました。
使わない物はすぐ捨てるようになったのです。
そして無料でも使わない物は安易にもらわなくなりました。
捨ての大変さを味わったことで、物を溜めない暮らしの大切さに気付いたそう。
粗大ごみが出たときは、私が断捨離したときに一緒に処分しに行ったり、とにかくいらない物を家から出すようになったのにはとても驚きました。
現在の住まいが1Kのアパートで、無駄な物を持っていると狭くなってしまうからだとも思うのですが。
今後はいらない物を溜めないようにしたいそう。
実家の片づけは大変だったけど、あの大変な片づけを経験したことで、定期的にいらない物を処分する大切さをわかってくれて本当によかったです。
捨てることの大変さを知ると安易に物を手に入れようとしなくなるので、大きな断捨離は捨てられない体質を変えるのに本当に効果があるなあと思いました(^_^)